IOCCC 1985の解説
全体の印象
ルールに評価ポイントが明記された。
次が満たされると加点される。
- (a) lintを通しても文句が出ないこと。
- (b) 単に終了するだけでなく何かしらおもしろい挙動をすること。
- (c) ポータブルであること。
これを受けて、単に読みにくくするだけではなく、プログラムの挙動も面白くすることが意識されはじめた。
定番枠であるBest one linerも登場し、IOCCCの方向性が定まりつつある。
[[1985/shapiro]]は512バイト制限時代の至高的作品。
コードの鑑賞性としては、まだ素朴な作品が目立つ。
マクロでぐちゃぐちゃにしているだけだったり、インデントをつぶしてコードのかたまりにしているだけだったり。
Larry Basselが審査を手伝ってくれたとのこと。
翌1986年から正式な審査員となり、Landon Curt Nollとの2人体制になる。
入賞作品一覧