- 問題文
- 言語
- モクシャ語
- 問題形式
- 🧩パターン
- 難易度
- ★★★☆☆
JOL2026-1 の攻略
ヒント 1
設問 (a) は、次の変化を整理したら解ける。
- 「~が」の語形から「~の」の語形への変化
- 「~が」の語形から「~で」の語形への変化
答え
「~が」の語形から「~の」の語形への変化:
- まず、語末が
-æなら、-əに置き換える - 語末が母音の場合は
-nを、子音の場合は-ənをつける
「~が」の語形から「~で」の語形への変化:
- まず、語末が
-æなら、-əに置き換える -saをつける
ヒント 2
設問 (b) は結構むずかしい。
いったん「~で」の語形のことを忘れて、「~が」の語形と「~の」の語形の規則に注目するとよい。
ヒント 2-1
問われていないが、「君の星」の「~が」の語形を想像してみる。
ヒント 2-2
「~が」の語形から「~の」の語形への変化を逆向きに tæshtətsən に適用してみる。
ヒント 2-3
「君の星」は tæshtətsə または tæshtətsæ と考えられる。どちらがもっともらしいか。
tæshtæ が「星」であることと、vetsæ の存在も意識しながら、一括で説明できる解釈を考える。
答え
「~が」の語形を「私の~が」にする変化:
- まず、語末が
-æなら、-əに置き換える -zæをつける
「~が」の語形を「君の~」にする変化:
- まず、語末が
-æなら、-əに置き換える -sæをつける
suffix を付ける場合、とにかく「語末が -æ なら、-ə に置き換える」という処理を行う。「星」の場合、次のように変化している。
tæshtæ「星が」tæshtæ+sæ→tæshtətsæ「君の星が」tæshtətsæ+n→tæshtətsən「君の星の」
ヒント 2-4
「~で」の語形は全く別の規則として考えればよい。
答え
- 「~で」の語形を「私の~で」にするには
-nをつける - 「~で」の語形を「君の~で」にするには
-tをつける
一例ずつしかデータがないのにこれらの規則を立てるのはおぼつかないが、しょうがない。強いて言えば、
z と n 、s と t は近い子音として扱われる傾向はあるかも。ヒント 2-5
「目が」は selmə と selmæ のどちらになるか。データを眺めて、もっともらしく「ない」方を見極める。
答え
データには -ə で終わる単語が 1 つもない。つまり、この言語では単語が -ə で終わることはない(と言い切るにはデータが少ないが)。
ということで、selmə はもっともらしく「ない」。「目が」は selmæ だろう。