JOL2023-5 の攻略

問題文
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言語
モンゴ語
問題形式
📜ロゼッタ
難易度
★★★★★★

ヒント 1

「許す」と「追い払う」が 2 回出現しているので、語幹を切り出す。

答え

アクセントを無視して、limisa「許す」、bengana「追い払う」。

ヒント 2

bengana を切り出すと、最後に -ka という suffix が見える。この suffix をもつ文の共通点を考える。

答え

肯定文には -ka がついている。

「否定が無標で、肯定にはマークをつけるなんて言語があるのか?」と思ったら鋭い。ここで否定のマークを探してもよい。
ヒント 3

主語を切り出す。主語が共通する文から、共通する要素を探す。

さらなるヒント

アクセントを無視すると、肯定文と否定文で主語の表現は共通。

ヒント 4

主語のあとに が置かれる場合の共通点を考える。

答え

否定文には が置かれる。

ヒント 5

目的語の表現を特定する。 の後、語幹の前にある。

ヒント 5-1

主語の表現と似ているところもあるが、ややこしい違いもあるので注意。

ヒント 5-2

目的語の表現にあたりをつけたうえで、肯定文の構文を整理する。

ヒント 5-3

肯定文は、「主語 - o/ol - (目的語) - 語幹 - ka」となっていることがわかる。

o/ol の使い分けは?

答え

目的語が子音から始まる場合 o 、母音から始まる場合 ol を用いる。

ヒント 6

最後に、「今日」の表現を考える。これが特にむずかしい。

ヒント 6-1

アクセントに注目する。

ヒント 6-2

肯定文と否定文で表現方法が大きく異なる。

答え

肯定文では、

  • 主語の後の o にアクセントを置いたら「非今日」
  • 主語の後の o にアクセントを置かなかったら「今日」

否定文では、

  • 動詞語幹の第 2 音節以降にアクセントを置いたら「非今日」
  • 動詞語幹の第 2 音節以降にアクセントを置かなかったら「今日」