- 問題文
- 言語
- ティンリン語
- 問題形式
- 📜ロゼッタ
- 難易度
- ★★★★☆
JOL2022-5 の攻略
ヒント 1
単語の意味の特定が結構むずかしい。よく似ている語がいくつか出てくるので注意。
語順を意識しながら、最初の単語と最後の単語から確定させていくとよい。
nrâ
の出現は多すぎるので、多義的であることが予想される。
ヒント 2
所有の表現、つまり「彼らの」と「私の」の表現方法を特定するとよい。ヒントは文 63「彼らのおじ」と文 67「私のおじ」。
答え
名詞の最後に -rri
がつくと「彼らの」、-rò
がつくと「私の」。
ヒント 3
各文の最初の単語の使い分けを考える。文 63 ~ 67 と、文 68 ~ 71 と、文 72 ~ 73 のグループごとの共通点。
答え
- 主語が「私が」なら
u
- 主語が三人称単数なら
nrâ
- 主語が三人称複数なら
rri
ヒント 4
文の 2 語めに nrâ
が挿入される場合とされない場合がある。この違いを考える。
さらなるヒント
日本語の動詞の表現をよくみること。
答え
2 語めの nrâ
は、現在進行であること、つまり「~している」「~していた」を表す。
ヒント 5
現在進行の nrâ
のあとにある語(現在進行でない場合は 2 語めの語)は何か。
ヒント 5-1
jorri
や ta
が考えやすい。
ヒント 5-2
ここには動詞が来る。すると、「食べる」に ho
と e
の 2 種類があることがわかる。この使い分けは?
ヒント 5-3
食べる対象の種類によって決まる。
答え
動物を食べるときは ho
、植物(パンを含む)を食べるときは e
。
ヒント 6
動詞の後に nrâ
が置かれる場合、何を意味するか?
答え
nrâ
があると「以前~した」「以前~していた」。nrâ
がないと「今~した」「今~している」。
ヒント 7
最後に、主語と目的語を整理すると、もう一つの nrâ
がわかる。
答え
主語が明示される場合、その前に nrâ
が置かれる。