- 問題文
- 言語
- ゾンカ語
- 問題形式
- 🔢命数法
- 難易度
- ★★★★☆
IOL2025-1 の攻略
ヒント 1
12 、17 、19 の表現から、2 、7 、9 の数詞が想像できる。
さらなるヒント
cu- や cy- が共通しているので、残りの部分が 1 の位と考えられる。
ヒント 2
A 体系の構造に当たりをつける。数式を見る前に、表だけに集中して考えるとよい。
ヒント 2-1
例外はあるが、22 ~ 34 が ke ci da でほぼ共通している。
47 や 76 の表現も参考にする。
ヒント 2-2
ci = 1 や sum = 3 は既知。また、ɲi = 2 や dyn = 7 も想像できる。
ここから、ke の意味がわかる。
答え
ke は 20 で、ke X da Y は X * 20 + Y を表す。
B 体系の解読と並行して、他の表現も解き明かしていく。ただし pɟe-da や ko-da の表現はむずかしいので、後回しにするのがよい。
ヒント 3
B 体系の構造を解読する。音が変化しているのに注意。
ヒント 3-1
最初の子音は変化しないので、それを手がかりにするとよい。
ヒント 3-2
比較的単純な構造。
答え
10 進数で、10 の位の数字と 1 の位の数字をそのまま並べて読んでいる。
10 の位と 1 の位で数詞が微妙に変わる。たとえば 3 は、1 の位では sum だが、10 の位では so になることがある。
しかし、30 の sum-cu のように変化しないこともある。この理由は、数式の方も観察した後で考えるとよい。
ヒント 3-3
89 と 300 の B 体系の表現から、ɟa の意味を考える。
答え
ɟa は 2 つの意味があると思われる。
ɟa-Xは 80 + X を表す。X-ɟaは X × 100 を表す。
ɟa が同音異義語なのか、同じ由来なのかは不明だが、おそらく 8 の数詞 ge が変化して ɟa になったものと、100 の数詞 ɟa が重なってしまった?もしくは、ɟa-X は「80 から 100 に向かう数字で、下一桁が X の数」を表現しているのかもしれない。ヒント 4
数式に取り組む。式 (3) から、ɲiɕu が読み解ける。
ヒント 4-1
左辺が ɲiɕu ci da 69 、右辺が (50 × 9) + 19 。
ヒント 4-2
ɲiɕu は 400 で、ke より上位の桁の表現になっている。
しかし、これだけでは説明できない式がある。
ヒント 4-3
式 (2) が説明できない。左辺は 800 、右辺は ɲiɕu × 40 となっている。
これは説明する方法を考える。
答え
ɲiɕu は A 体系では 400 の桁を表すが、B 体系では 20 を表す。
A 体系では ɲiɕu は単独で現れない(ɲiɕu ci や ɲiɕu ɲi のように、ɲiɕu の個数を表す数が続く)ので、曖昧性はなさそう。
sumcu であることを踏まえて、20 の理論上の形を想像すると ɲicu になる。これが ɲiɕu と似すぎていたため、混同が発生した?ヒント 5
式 (5) に注目する。
ヒント 5-1
2 × ko + pɟe = 2 となっている。
A 体系の 30 の表現 ke pɟe-da ɲi と、55 の表現 ke ko-da sum をあわせて、ko と pɟe を解読する。
ヒント 5-2
pɟe-da や ko-da の da は、桁区切りの da とはあまり関係ないものと思ったほうがよいかも。
ヒント 5-3
- 30 の数詞は「20
pɟe-da2」で、20 + 10 。 - 55 の数詞は「20
ko-da3」で、20 + 20 + 15 。
答え
pɟe = 1/2 、ko = 3/4 と考えられる。
ke pɟe-da ɲiは、「ke(20)が 2 つ、ただしその中の 1 つは 1/2 の値」を表すke ko-da sumは、「ke(20)が 3 つ、ただしその中の 1 つは 3/4 の値」を表す
ヒント 6
最後に、sum-cu(30)と so-ʑi(34)のような 10 の位の数詞の変化を整理する。
ヒント 6-1
4 の表現が比較的わかりやすいかも。
ヒント 6-2
- 4
ʑi - 47
ʑe-dyn - 40
ʑip-cu - 400
ʑip-ɟa
ʑi 、ʑe 、ʑip の使い分けは?
答え
- 1 の位では
ʑi - 10 の位や 100 の位で、そのあとに数字が続かないキリのいい数字では
ʑip - 1 の位が続く場合には
ʑe
2 から 9 までのすべての数詞にこのような使い分けがあるので表を作る。データからは不明な変化もあるが、そこは問われないようになっている。