- 問題文
- 言語
- ハヅァ語
- 問題形式
- 📜ロゼッタ
- 難易度
- ★★★★★
IOL2024-2 の攻略
ヒント 1
語の構成と suffix を切り出す。
答え
語順は X-A-B Y-A で「Y の X」。
- A は
-ko/-ku/-bii/-bee/ なし、のいずれか。 - B は
-ma/-sa/-eta/-itchaのいずれか。
語句 5 は -bii-tcha となっているが、i 3 つの連続は避けられると考えられる。
ヒント 2
母音の変化を考える。母音が変化している単語を列挙して観察する。
ヒント 2-1
「ライオン」の seseme/sisimi や「男」の slimi/sleme が特徴的だが、シマウマモ dungu/dongo になっていることを見逃さないこと。
ヒント 2-2
i/u になっている方に共通点がある。
答え
-bii がつくと、その前の e は i に、o は u に変わる。
ヒント 2-3
この母音調和は、例外がある。例外を探し、その条件を考える。
ヒント 2-4
「キリン」の zzokwana は -bii がついても o になっていない。
一方、「斧」の athu/atho は -bii がついてないのに変化している。なぜか。
答え
-bii の母音調和は、a があると止まる。
また、この母音調和は単語をまたがって波及する。語句 2 の athu は、2 語めに -bii がついているために起きている。また、語句 4 で -ko が -ku になっているのも同じ。
ヒント 3
男女や単複の表現を考える。
ヒント 3-1
おおよそ、suffix で表現されていることはわかる。
ヒント 3-2
次でおおよそ説明できる。
-ko女性単数-bee女性複数-bii男性複数- suffix なしは男性単数
ただ、語句 1 の「キリンの首」の「キリン」や、語句 4 の「ライオン(複数)の V. macrorhyncha 塊根」の「ライオン」のように、性を示さない方法で戸惑う。
ヒント 3-3
動物は、デフォルトで性を持っている。
答え
特にオスメスを気にせずに動物を呼ぶときは、その動物が男性名詞か女性名詞かに応じて suffix をつける。たとえばキリンは女性名詞なので、-ko や -bee をつけると単に「キリン」の意味になり、「メスキリン」の意味にはならない。
逆にいうと、特に「メスキリン」を表現する方法は、この問題からはわからない。
ヒント 4
「長い」「短い」「厚い」「薄い」の表現を考える。
ヒント 4-1
これは比喩的な表現。
ヒント 4-2
日本語訳では明示されていないが、「キリンの首」と「オスゾウの首」は細かい表現の違いがある。
ヒント 4-3
「短い槍」を表す方法は、この問題からはわからない。
答え
- 物の男性名詞に女性名詞の suffix をつけると、「短い」「厚い」というニュアンスになる。
- 物の女性名詞に男性名詞の suffix をつけると、「長い」「薄い」というニュアンスになる。
「キリンの首」の chuti「首」は男性名詞扱い、「オスゾウの首」の「首」は女性名詞扱い(つまり「短い首」)で、ニュアンスが明示されている。