IOL2018-4 の攻略

問題文
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言語
山岳アラペシュ語
問題形式
🔢命数法 📜ロゼッタ
難易度
★★★★☆

ヒント 1

各語句の最後の単語が何を表しているかはすぐにわかるはず。

他の単語は、細かい分析は後回しにして、単語の先頭部分で数詞の当たりをつける。

ヒント 1-1

最後の単語は名詞。

ヒント 1-2

bi-atu- が頻出なので、これらがかなり基本的な数詞であることは想像ががつく。「サトウキビ 3 本」の「3 本」の部分が bi... atu... なこともヒント。

ヒント 1-3

bi-atu- は、片方が 1 で、もう片方が 2 。

他の例から、もっともらしいのがどちらかを決める。

ヒント 1-4

「ビンロウの実 8 粒」や「サゴヤシの樹皮 13 枚」がヒント。

ヒント 1-5

anowipwiwis が何になるかを考える。

答え

bi- が 2 、atu- が 1 。

仮に逆だとしたら、「ビンロウの実 8 粒」の anowip bia... から anowip が 7 になる。また、「サゴヤシの樹皮 13 枚」の wiwis atu... から wiwis が 11 になる。桁の数詞としては明らかに中途半端。

bi- が 2 、atu- が 1 だとしたら、それぞれ 6 と 12 になり、6 進数としてすっきり理解できる。

ヒント 2

他の数詞のあたりをつけていく。

ヒント 2-1

nybat が 4 、anowip が 6 、wiwis が 12 、araman が 24 。

以上の知見で説明できなそうな単語を 3 つ探す。

ヒント 2-2

「卵 13 個」と「サトウキビ 23 本」と「卵 26 個」が単純な足し算では説明できない。

設問 (a) から、これら(多数の卵とサトウキビ)はなにかの単語が省略されていると考えられる。

ヒント 2-3
  • 「卵 13 個」は、数字が “2 1 1” と並んでいる。
  • 「サトウキビ 23 本」は、数字が “2 1 2 2 1” と並んでいる。最初の 3 つは語尾が -gu なのでグループ化すると、“2 1 2” と “2 1” 。
  • 「卵 26 個」は、数字が “6 2” と並んでいる。

6 進数であることを考慮しながら、各数字の説明を考える。

ヒント 2-4

6 進数なので、「卵 13 個」は 12 + 1 と表現されている可能性が高い。“2 1 1” の最後の “1” は +1 を表現しているとすると、“2 1” で 12 を表している。

「卵 26 個」も同様に、数字の “6” が 24 を表している。

隠れている要素は?

答え

nybat(4)が隠れている。

  • 卵 13 個 = (2 + 1) × 4 + 1
  • サトウキビ 13 本 = (2 + 1 + 2) × 4 + (2 + 1)
  • 卵 26 個 = 6 × 4 + 2
ヒント 3

語尾を特定する。

  • bia-ruhbia-bysbia-gas などの使い分けは?
  • bio-guatu-guatu-t の使い分けは?

まず 1 つめから考える。

ヒント 3-1

-ruh-bys の由来を探す。

ヒント 3-2

これは対象物の語尾から来ている。サトウキビ ara-ruh に対しては bia-ruh 、卵 juhurus-bys に対しては bia-bys など。

atu-b-b や、atu-g-g はなにか。ヒントは、設問 (b) の 13 。

ヒント 3-3

atu-b juhuru-b は「卵 1 個」。つまり、単数形なら -b 、複数形なら -bys に変化し、数詞も似た変化をすることが想像できる。

ヒント 4

bio-guatu-guatu-t の使い分け。これらは省略された nybat(4)の前に来る。

ヒント 4-1
  • 「卵 13 個」から、3 × 4 = bio-gu atu-t (nybat)
  • 「サトウキビ 23 本」から、5 × 4 = bio-gu atu-gu bio-gu (nybat)

4 × 4 の表現を考える。ヒントは「サゴヤシの樹皮 10 枚」。

ヒント 4-2

bia-gas atu-gas atu-g で 4 を表していることから、3 以上の表現は次のようになるとわかる。

  • 3 = bi- 複数形語尾 / atu- 単数形語尾
  • 4 = bi- 複数形語尾 / atu- 複数形語尾 / atu- 単数形語尾
  • 5 = bi- 複数形語尾 / atu- 単数形語尾 / bi- 複数形語尾