IOL2014-1 の攻略

問題文
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言語
ベナベナ語
問題形式
📜ロゼッタ
難易度
★★★★★

ヒント 1

いきなり語幹を特定するのは難しいので、prefix や suffix から特定を進める。

ヒント 1-1

-gihe はかんたん。

答え

-gihe =「~から」

ヒント 1-2

no- もむずかしくないはず。

答え

no- =「~している」

ヒント 1-3

'i も特徴的。

答え

'i = 双数(主語が二人)

ヒント 2

主語は非常に複雑なので後回し。目的語で分類し、共通点を探す。

ヒント 2-1

no- を除いて)先頭で目的語が表現されている。

ヒント 2-2

母音調和が起きている。

ヒント 2-3

「君たちを」だけちょっと長い。

答え
  • nV- =「私を」
  • lV- =「私たちを」
  • kV- =「君を」
  • lenV- =「君たちを」

V は、次に現れる母音をコピーする。「彼を」は省略される。

ヒント 3

hV- が「殴る」、fV- が「刺す」であることがわかる。母音はどう決まる?

その次に -l- がある場合があるが、これの意味は?

ヒント 3-1

-l-no- がない文にだけ現れる。

ヒント 3-2

-hV--lV- の母音を規則的に理解するのはむずかしい。-hVlV- をワンセットで考えるとよい。

ヒント 3-3

母音は主語を表現している。

答え

-lV- は未来形を表す。

語幹と未来形の suffix を合わせて、主語と時制が表現される。

  • -ho-「私(たち)が殴っている」
  • -ha-「君(たち)が殴っている」
  • -halu-「私(たち)が(未来に)殴る」
  • -hala-「君(たち)が(未来に)殴る」
  • -fu-「私(たち)が刺している」
  • -fi-「君(たち)が刺している」
  • -filu-「私(たち)が(未来に)刺す」
  • -fila-「君(たち)が(未来に)刺す」

単複はここでは表現されない。

ヒント 4

残るは -be-ne-na-ta の違い。

ヒント 4-1

まだ表現方法がわかっていない要素は主語の単複なので、それが表現されている。

ヒント 4-2

-na-ta が使われるのは -gihe がつくときのみ。

ヒント 4-3

「私が・君が」と「私たちが・君たちが」に区切って考えていたら答えにたどり着けない。

答え
  • 主語が「私が」か「君たちが」であれば -be/-na がつく。
  • 主語が「私たちが」か「君が」であれば -ne/-ta がつく。