- 問題文
- 言語
- Rotuman
- 問題形式
- 🧩パターン
- 難易度
- ★★★☆☆
IOL2012-5 の攻略
ヒント 1
問 (a) は、各単語が使われている例から、容易に想像できるはず。
さらなるヒント
kia
や ‘u‘u
はそのまま出現しているが、微妙に音が変わって出現しているものもあるので注意。
最後の 1 つは消去法になる。
ヒント 2
問 (b) は、データから各単語の意味を拾って連想ゲームをする。
ヒント 3
問 (c) はむずかしい。この言語の造語の規則をきちんと理解する必要がある。
ヒント 3-1
「名詞 名詞」「名詞 形容詞」「動詞 名詞」があり、基本的に後ろの語が前の語を修飾する。生成される語は名詞とは限らない。
ヒント 3-2
単語を並べるとき、前の単語の終わりが変化する。huga
→huag
、huli
→hül
など。この規則を整理する必要がある。
答え
a
で終わる場合は、-Ca
をaC
にする- ただし、
-aaC
になる場合はa
を 1 つにする
- ただし、
- 他の母音で終わる場合は、その母音を除去して
-CV
→-C
とする- ただし、
i
を除去した場合、その前の母音にウムラウトをつける。 - ただし、
i
にはウムラウトをつけない。
- ただし、
ヒント 3-3
同じ単語を繰り返すと形容詞ができる。このときも前の単語の終わりは同様に変化する。
ヒント 3-4
連想力(と、英語力?)も求められる。「round」は円に関する言葉から形容詞を作る、「flash」はまぶしい。
ヒント 4
問 (d) は、データから言葉を探す。
ヒント 4-1
確信を持って答えることはできないと言われている。つまりどういうことか。
ヒント 4-2
探すべき言葉は 1 語めに現れていて、その原型が確定的に復元できないということ。
ヒント 4-3
「word」は比較的かんたん。言語に関する表現をデータから探す。
ヒント 4-4
fäeag ‘u‘u
「to use sign language」の 1 語めが「word」。
fäeag
の原型を推定する必要がある。
答え
解答によると、fäega
、fäeaga
、fäeagu
のいずれかとのこと。
すべての可能性を列挙する必要があるのか、ひとつ挙げればよいのかは不明。
fäeage
や fäeago
の可能性もあるように思えるが、解答ではこれらが排除される理由が特に言及されていないのでよくわからない。ヒント 4-5
「to exhaust」は難しい。「使い尽くす」「終わらせる」のような表現を探す。
ヒント 4-6
a‘öf fau
「year’s end」の 1 語め。
答え
解答によると、a‘ofi
、a‘öfi
、a‘öfö
、a‘öfu
、a‘öfü
、a‘ofü
とのこと。
これも可能性が他にもありそう。また、
a‘ofü
から ü
を除去したら o
にウムラウトが付くという新たな規則も示唆されている。