IOL2011-5 の攻略

問題文
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言語
EAN-13
問題形式
🌀その他
難易度
★★★★★

ヒント 1

見本のバーコード “X-000000-000000” をみると、右半分は 6 回の繰り返しなのに対し、左半分は単純な 6 回の繰り返しになっていない(3 回・3 回の繰り返しに見える)。

ここから分析の方針を立てる。

さらなるヒント

ようするに、左半分はちょっとややこしい。右半分から取り組むほうがよい。

ヒント 2

問 (b) の解答欄から、黒固定の部分がわかる。7 本で 1 組。

なお、黒い部分はセパレータなどではなく、符号の一部として考えること。

ヒント 3

見本の右半分の下に “085555” と書かれており、パターンとしても明らかに 4 回繰り返している。「黒白白黒黒黒白」が “5” の符号だとわかる。同様に “0” の符号と “8” の符号もわかる。バーコード A~I の右半分で、わかる数字を書き出していく。

ヒント 3-1

バーコード A の右半分が “0?5?0?” なので、それにあう選択肢がわかる。

ヒント 3-2

“7” と “2” の符号もわかったので、バーコード G にあう選択肢もわかる。“6” と “1” の符号も得られる。

ヒント 4

左半分を考える。とてもむずかしい。まずは “0” の符号について考える。

ヒント 4-1

右半分の “0” の符号は「黒黒黒白白黒白」だった。

見本のバーコードの “000168” の部分を見ると、1 つめの “0” は「白白白黒黒白黒」だが、2 つめと 3 つめは「白黒白白黒黒黒」となっている。

これらの 3 種類の符号の関係を見抜く。

答え

「白白白黒黒白黒」は、「黒黒黒白白黒白」の白黒が反転している。「白黒白白黒黒黒」は、「黒黒黒白白黒白」の左右が反転している。

よって、バーコードの左半分では、右半分で使った符号の白黒反転、または左右反転が使われるという仮説が立つ。

あとはパズルがだいぶ捗る。

白黒ではなく、同じ色が連続する長さとして考えるともう少しわかりやすい。バーコードでは長さ(線の太さ)が意味を持つ、という知識を持っているとそっちの整理に行き着きやすいかも。
ヒント 4-2

白黒反転が使われるか、左右反転が使われるかの規則を考える。

  • 1 番目の符号は常に白黒反転。
  • 見本と G は、2 番目、3 番目、6 番目の符号が左右反転している。見本と G の共通点は?
答え

これによって subcode が表現されている。

  • 2 番目、3 番目、6 番目が左右反転だったら subcode 5 。
  • 2 番目、4 番目、5 番目が左右反転だったら subcode 1 。

など。