- 問題文
- 言語
- Faroese
- 問題形式
- 🧩パターン
- 難易度
- ★★★★★
IOL2011-2 の攻略
ヒント 1
母音の発音方法→子音の発音方法、の順序で考える。
ヒント 2
母音は、文字通りに読んだり読まなかったりする。
ヒント 2-1
glaða
は、1 つめの a
が /ɛa/ 、2 つめの a
が /a/ と読んでいる。つまり、1 つの単語の中でも母音の読み方が変わる。
ヒント 2-2
文字通りに読んでいる箇所をマークして観察すると良い。
ヒント 2-3
すべての単語は 2 音節であることが重要。
答え
- 第 1 音節の母音は、変換表を作って読む(
ey
→/ɛi/ 、a
→/ɛa/ など)。 - 第 2 音節の母音は、書いてある文字のとおりに読む。
ヒント 3
g
と ð
の発音は、/j/ 、/v/ 、/w/ 、発音なし、の 4 つの可能性がある。その条件を見つける。
ヒント 3-1
g
と ð
の違いで発音が変わることはない。
ヒント 3-2
まず /w/ になる条件から考えるとよい。前後に注目。
答え
直前に /u/ の音があると /w/ になる。
ヒント 3-3
次は /j/ になる条件。やはり前後に注目。
答え
前後のどちらかに /i/ の音があると /j/ になる。
ただし、前に /u/ がある場合は /w/ になるルールが優先される(hugi
参照)。
ヒント 4
最後に、/v/ になるか、発音なしになるか。これが最難。
さらなるヒント
語だけ見ていても決められない。英訳を見る必要がある。
答え
(おおよそ)名詞は /v/ 、動詞は発音なし。
ただし、/w/ や /j/ になるルールが優先される。
余談
vegur
「(he) raises」は動詞なのに g
が /v/ と発音される。解答によると、直後に /u/ の音がある場合、品詞によらず g
は /v/ と発音されるとのこと。
この例外的な条件の例は vegur
1 つだけなので、確信をもって規則を見抜くのは不可能だと思う。穴埋め作業でこの例外ケースを問われることはないので、単に「名詞は /v/ 、動詞は発音なし」と理解するのでよさそう。