- 問題文
- 言語
- Old Indic
- 問題形式
- 🧩パターン
- 難易度
- ★★★★★
IOL2009-4 の攻略
ヒント 1
強勢の規則を考える問題。あらかじめ一音節の語根と suffix で切ってくれているので、どちらに強勢が置かれるかを決めるだけだが、むずかしい。
ヒント 2
2 つに分ける方法をいろいろ考えて、グループごとに共通点を考える。
ヒント 2-1
suffix の母音はあからさまに a
と i
の 2 種類になっている。
ヒント 2-2
答えからも考える。
ヒント 2-3
- suffix の母音が
a
のものとi
のものに分ける - 強勢位置が前のものと後のものに分ける
4 つのグループに分けて観察するとよい。
ヒント 3
設問 (a) は、「今回のデータを使っても次の語幹の強勢位置が決められないのはなぜか」と問うている。
逆に言うと、いま探している規則では、これら 4 つの語幹の強勢位置は決定できない。そのような規則を探す。
ヒント 3-1
データであげられている語幹と、設問 (b) であげられている語幹には、ある共通点がある。
答え
破裂音(p
、b
、t
、d
、k
、g
)のいずれかが 1 回だけ現れる。設問 (a) の語幹は、破裂音が出現しないか、2 回現れている。
ヒント 3-2
ヒント 2 の 4 グループごとに、1 回だけ現れる破裂音の種別を観察する。
答え
- suffix が
a
で、唯一の破裂音が有声(b
、d
、g
)なら、後ろに強勢がつく。 - suffix が
a
で、唯一の破裂音が無声(p
、t
、k
)なら、前に強勢がつく。 - suffix が
i
で、唯一の破裂音が有声(b
、d
、g
)なら、前に強勢がつく。 - suffix が
i
で、唯一の破裂音が無声(p
、t
、k
)なら、後ろに強勢がつく。