IOL2008-3 の攻略

問題文
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言語
Drehu and Cemuhî
問題形式
🔀対応付け
難易度
★★★☆☆

ヒント 1

ngöne-gejëba-jié が同じ意味とされている。つまりこれは Drehu と Cemuhî で共通の選択肢がある語で確定する。ただ、ここから推測を広げるのは難しいと思う。

問 (c) を見る。i- はハチと繋がりそうな語、-hmitrötr は本と繋がりそうな語。

ヒント 2

Drehu の語を見ていくと、i--hmitrötr が 3 回ずつ出現する。3 つの選択肢に共通しそうな概念を探す。

ヒント 2-1

「church」(教会)があるということは、キリスト教っぽい。その観点で選択肢を見る。

ヒント 2-2

キリスト教の観点で Sunday は特別な日。

答え

「sanctuary」(聖域)、「Sunday」(日曜日)、「church」(教会)は「聖なる」という共通概念を持つ。

長さ的に -hmitrötr が「聖なる」と考えられる。本とつながると「聖書」にもなる。

ヒント 3

3 つの選択肢に共通しそうな概念のもうひとつを考える。

ヒント 3-1

「bunch of bananas」(バナナのたば)という言い方が思わせぶり。

ヒント 3-2

「skeleton」(骨格)は「bone」(骨)を集めたもの。もう一つ、集めたものがある。

答え

「bunch of bananas」、「skeleton」、「calendar」(日を集めたもの)。

ヒント 4

ngöne-gejë は「coast」(海岸)。そこから、残る選択肢と合わせて ngöne の意味を考える。

さらなるヒント

ngöne-uma にあてはまるのは消去法で「wall」(壁)。共通点は?

答え

ngöne は「境界」と考えられる(海岸 = 境界 + 海、壁 = 境界 + 家)。

あとはパズルで Drehu の全部の選択肢が埋まるはず。問 (c) も答えられる。

ヒント 5

次に Cemuhî 。nyine で、thinwöli なので、bé-wöli は刺すもの。

ヒント 5-1

刺しそうな選択肢は 2 つある(「fork」と「spur」)。さらに、bé-wöli-wötawöta もある。これらを一挙に説明できる選択肢の組み合わせを考える。

「spur」(拍車)は、乗馬中に馬を蹴って走らせるためのもの。

答え
  • bé-wöli =「fork」(フォーク)
  • bé-wöli-wöta =「spur」(拍車 = 動物を刺すもの)
  • wöta =「animal」(動物)
ヒント 5-2

の意味を考える。そのうえで、bé-tiitii の関係にありそうな選択肢 2 つを探す。

答え
  • = 道具
  • tii =「to write」(書く)
  • bé-tii =「pencil」(鉛筆 = 道具 + 書く)

あとはパズルで全部解けるはず。