- 問題文
- 言語
- Movima
- 問題形式
- 🧩パターン
- 難易度
- ★★★☆☆
IOL2007-2 の攻略
ヒント 1
どのような変化があるかを列挙し、パターンでグループ化していく。
ヒント 1-1
原則として、ka’
または a’
がどこかに挿入されている。
どこに挿入されるかは後で考えることにして、まず、これらの使い分けを考える。
答え
母音の後に挿入される場合は ka’
、子音の後に挿入される場合は a’
。
ヒント 1-2
bi:law
→bika’law
や lopa:vos
→lopaka’vos
の変化を見逃さないこと。。
答え
長母音のあとに ka’
が挿入された場合、長母音は短母音に変わる。
ヒント 1-3
例外的な変化をしているのは次の 4 つ。
joy
→joya:ya’
ełan
→ełana:na’
jiwa
→jiwaka:ka’
en
→ena:na’
これらはどのように考えられるか。
答え
単語末尾に ka’
をつける場合、
- 末尾が母音なら
ka:ka’
をつける - 末尾が子音なら
a:Ca’
をつける(C
は末尾の子音)
ヒント 2
挿入位置の規則を考える。音節に区切って観察しよう。
ヒント 2-1
音節は、CVC
をひとかたまりとして切る。C
がどちらにつくか曖昧な場合は、後ろにつける(CVCV
は CV-CV
とわける)。
ヒント 2-2
ma-ro-pa
は第 2 音節の直後。bi:-law
は第 1 音節の直後。del-to:-ven
は第 1 音節の直後。
というように並べて行くと、必ず第 1 音節か第 2 音節の直後に挿入されることがわかる。
第 1 音節と第 2 音節の決まり方を考える。
ヒント 2-3
Assignment 1「ある 2 文字の組み合わせは、2 つの音の連続ではなく、1 つの子音を表す。どの組み合わせか?」も合わせて考える必要がある。
ヒント 2-4
vuskwa
は唯一三重の子音のように見える。これが vusa’kwa
と変化していることから、vusk-wa
ではなく vus-kwa
と区切られることがわかる。
答え
kw
が 1 つの子音を表す。
ヒント 2-5
kw
が分割されないとすると、音節の区切り方が変わるものがある。
ヒント 2-6
bakwanyin
は bak-wan-yin
ではなく ba-kwan-yin
の 3 音節となる。これで挿入位置の規則がわかる。
答え
第 1 音節が CV:
または CVC
なら、その直後に挿入される。それ以外なら、第 2 音節の直後に挿入される。