- 問題文
- 言語
- Catalan
- 問題形式
- 🧩パターン
- 難易度
- ★★★★☆
IOL2006-2 の攻略
ヒント 1
2 つのことが問われている。
- 単数形と複数形の形の変化
- 強勢の規則
まずは、単数形から複数形への変化を洗い出す。
ヒント 1-1
「何もつかない」「-s
がつく」「-os
がつく」という 3 種類のパターンがあるように見える。
しかし実は、前者 2 つは同じグループにまとめられる。
答え
複数形への変化は次の 2 種類。
- 変化 A:単数形の末尾が
-s
なら何もつかない、-x
か-ç
なら-s
がつく。 - 変化 B:
-os
がつく。
各単語が変化 A と変化 B のどちらを選ぶかを見破る必要がある。
ヒント 1-2
ロマンス語の特徴に注目。
ヒント 1-3
la
の冠詞がつくもの(おそらく女性名詞)に注目。
答え
女性名詞は必ず変化 A をとる。
男性名詞は変化 A と変化 B のどちらもありうるので、見極める規則を考える必要がある。
ヒント 2
男性名詞の変化はあとまわしにして、強勢について考える。
強勢記号がない単語は、どこにどの強勢がつくか。音節に区切って考える必要がある。
ヒント 2-1
́
と ̀
のどちらの強勢がつくかは、気づけば拍子抜けするほどかんたん。非常に機械的。
答え
a
、e
、o
に強勢がつくときは ́
。i
、u
に強勢がつくときは ̀
。
ヒント 2-2
Assignment 2 の「Find out when they are used」という言い方から、強勢記号は特定の条件のときだけ書かれることがわかる。
よくある強勢記号の慣習と合わせて、仮説を立てる必要がある。
ヒント 2-3
強勢位置にはデフォルトの規則があり、例外的な場合にだけ強勢記号が明示される。
よって、デフォルトの規則を見破る必要がある。
音節を区切って考える。
ヒント 2-4
音節の区切り方にちょっとクセがある。
ヒント 2-5
長母音はないものと考える。たとえば càries
は cà-ries
の 2 音節ではなく、cà-ri-es
の 3 音節。
ヒント 2-6
s
で終わるものとそうでないもので分けてデフォルトの規則を見破る。
答え
s
で終わるものは、デフォルトで最後から 2 番目の音節に強勢がつく。- それ以外のものは、デフォルトで最後の音節に強勢がつく。
- 例外的な位置に強勢がつく場合は、強勢記号で明示される。
ヒント 3
男性名詞が変化 A と変化 B のどちらをとるか。ヒントは強勢位置。
答え
最後の音節に強勢があるときはグループ B(-os
がつく)。それ以外ならグループ A 。