APLO2025-5 の攻略

問題文
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言語
カシ語
問題形式
🔀対応付け
難易度
★★★★☆

ヒント 1

単語の共通部分を切り出した上で、1 単語のみの選択肢に注目する。

ヒント 1-1

設問 (a) のグループには 10 yoŋ の 1 つ、(b) のグループには 14 pɨn-baːm と 18 yap の 2 つ。これが何に対応するか。

ヒント 1-2

(a) のグループに 1 つ、(b) のグループに 2 つあるものから、次の候補が考えられる。

  • 名詞でないもの(「A. 黒い」、「K. 死ぬ」、「L. 食べさせる」)
  • 複数

どちらがもっともらしいか。

答え

複数だとしたら、yappɨn-baːm が「人食いトラ」か「めがね」ということになるが、そうすると「Q. オストラ」に対応する語句が見当たらなくなる。よって、名詞でないものが 1 単語と考えられる。

ヒント 1-3

pɨn-baːmyap はどちらが「L. 食べさせる」か。

baːmyap を含む他の語句と合わせて考える。

ヒント 1-4

12 ki la-baːm-briew と 16 u laŋ-yap は何と考えられるか。

選択肢から死んだようなものを探す。

答え

laŋ-yap は「草」+「死ぬ」で、「藁」。

  • 14 pɨn-baːm =「L. 食べさせる」
  • 18 yap =「K. 死ぬ」
  • 12 ki la-baːm-briew =「R. 人食いトラ(複数)」
  • 16 u laŋ-yap =「P. 藁」
ヒント 2

あとの対応はパズルで解けるはず。

特に、12 ki la-baːm-briew「R. 人食いトラ(複数)」や 16 u laŋ-yap「P. 藁」を踏まえて、「Q. オストラ」や「N. 草」に対応する語句を考える。

さらなるヒント

それっぽいのは次しかない。

  • 15 u khla =「Q. オストラ」
  • 17 u phlaŋ =「N. 草」

このことから、複合語の生成における規則がわかる。

(他の対応を解き進めて、さらに情報を集めてから考えてもよい)

答え

複合語にするとき、先頭の二重子音は最初の子音が脱落する。

たとえば phlaŋ「草」と yap「死ぬ」をつなげると、phlaŋ-yap ではなく laŋ-yap になる。

ヒント 3

名詞の 1 単語目の ka / ki / u の意味を考える。

答え
  • ka 男、細長いもの
  • u 女、太短いもの
  • ki 複数