APLO2021-5 の攻略

問題文
PDF
言語
サンダウェ語
問題形式
📜ロゼッタ
難易度
★★★☆☆

ヒント 1

単語の意味の特定、語順の解明は容易にできるはず。名詞の suffix と動詞の suffix が課題。

ヒント 2

主語の suffix は単語の特定のついでにできているはず。

答え

人間を表す単語については次の通り。

  • suffix なしだと男性
  • -sù がつくと女性
  • -sò がつくと複数

動物を表す単語は、オスとメスそれぞれに専用の単語がある。複数は名詞では表現されない。

ヒント 3

目的語の suffix も原則として主語と同じ。

ただし -sà / -ʔà / -géʔà / / -géà がついていることがある。これらがついているもの、ついていないものの違いを考える。

答え

いずれかがついていたら肯定文、ついていなかったら否定文になっている。

suffix の使い分けをここで考えてもいいが、あとでまとめてでもよい。

ヒント 4

共通要素を探し、動詞の構造を明らかにする。

さらなるヒント

wáá が入るときだけ語幹の形が変わることに注意。

答え

次の順に並んでいる。

  • 語幹(ǁ'èé「剥皮する」、khàá「叩く」、xéé「連れて来る」)
  • -wáá / -sú / -yé / -ʔín / -ʔíŋ のいずれか
  • -tshú / -tshó / -tshèé のいずれか、または無し
  • -gé 、または無し

それぞれの意味を考えていく。

ヒント 5

-tshú / -tshó / -tshèé のいずれかがつく条件は? また、-gé がつく条件は?

答え
  • 否定文に -tshV* が入る。
  • -gé は「~みたいだ」を意味する。肯定文では目的語に、否定文では動詞の最後にこれがつく。
ヒント 6

目的語の suffix -sà / -ʔà / と、動詞の否定の suffix -tshú / -tshó / -tshèé の使い分けを考える。

ヒントは主語。

答え
  • 主語が男性単数なら / -tshèé
  • 主語が女性単数なら -sà / -tshú
  • 主語が複数なら -ʔà / -tshó
ヒント 7

動詞の語幹直後の suffix -wáá / -sú / -yé / -ʔín / -ʔíŋ の使い分けを考える。

ヒントは目的語。

答え
  • 目的語が男性単数なら -yé
  • 目的語が女性単数なら -sú
  • 目的語が人間複数なら -ʔín-tshV が続く場合)/ -ʔíŋ(文末の場合)
  • 目的語が動物単数なら -wáá