APLO2019-1 の攻略

問題文
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言語
イク語
問題形式
🔢命数法 🔀対応付け
難易度
★★★★☆

ヒント 1

桁で区切って観察する。

ヒント 1-1

頻出であり、端っこに現れない ńda が桁を区切る語と考えられる。

ヒント 1-2

kiɗi / kɪɗɪ が桁の表現だとしたら、位置が決まらない。

kiɗi / kɪɗɪ は常に túde ńda kiɗi / túde ńda kɪɗɪ の形で現れるので、この中の ńda は桁の区切りではない。

ヒント 1-3

次のように整理できる。

  • álifa / álifika が最上位桁
  • ŋamɪá が次の桁
  • tomíní / tomínékwa がその次の桁

これによっておおよそソートできる。

ヒント 2

下一桁の数字を観察し、数詞を特定していく。

ヒント 2-1

10 進数での下一桁の数字の出現頻度は(10000 を除いて)1 が 5 回、6 が 4 回、5 が 1 回。

答え
  • kɔn = 1
  • túde ńda kɪɗɪ kɔn = 6
  • túd = 5

túde ńda kɪɗɪ kɔn は「5 + 1」の表現と考えられる。

ヒント 2-2

10 進数が確定したので、桁の数字も予想がつく。あとは数詞の特定が進むはず。

ヒント 3

ʝɪrɪnɪnɛ́bɛɛ だけ単純な数詞に対応しない。これは単に下一桁の数字に依存して使い分けられるもの。

さらなるヒント

2401 には ʝɪrɪnɪnɛ́bɛɛ も入っていないのは重要。

答え

2 桁の数字を表すとき、下一桁が kɔn(1)なら nɛ́bɛɛ が前置される。下一桁がそれ以外なら、ʝɪrɪnɪ が前置される。

なお、2401 は 10 の桁が飛んでいて、2 桁の数字を表現していないので、これらが前置されない。(この点は k の翻訳で問われる)。

余談

この言語では 101000 と 100001 の表現が区別できなそう?