IOCCC 2020の解説

全体の印象

大作・労作が評価される傾向が続いている。

Best of Showの[[2020/carlini]]printfのマイナーなフォーマット指定子の悪用。 コンセプトはCTF界隈で知られているものだと思うが、難読化に利用してきれいにまとめ上げている。

[[2020/endoh1]][[2020/endoh2]][[2020/giles]][[2020/otterness]][[2020/tsoj]]は気楽に楽しめる。 プログラムの解析を楽しみたかったら、[[2020/burton]][[2020/yang]]が良いだろう。 数学に強い人は[[2020/kurdyukov1]]あたりに挑むと良いかもしれない。

IOCCC 2020のソースコードは2021年初頭に公開された。 これに合わせ、全ソースコードがwww.ioccc.orgだけでなくgithub.com/ioccc-src/winner/にも置かれるようになった。

入賞作品一覧

[[2020/burton]]

Best one-liner

最高のワンライナー

[[2020/endoh1]]

Most explosive

もっとも爆発的

[[2020/endoh2]]

Best perspective

最高の展望

[[2020/endoh3]]

Most head-turning

もっとも振り向かせる

[[2020/ferguson1]]

Don't tread on me award

俺を踏みにじるな賞

[[2020/ferguson2]]

Most enigmatic

もっとも謎めいている

[[2020/giles]]

Most phony

もっとも偽物

[[2020/kurdyukov1]]

Best utility

最高のツール

[[2020/kurdyukov2]]

Least detailed

もっともざっくり

[[2020/kurdyukov3]]

Bset slaml prragom

最高のスーモルプラグロム

[[2020/kurdyukov4]]

Best abuse of lámatyávë

lámatyávëの最高の悪用

[[2020/otterness]]

Most percussive

もっともパーカッション的

[[2020/tsoj]]

Most misleading indentation

もっともミスリーディングなインデント

[[2020/yang]]

Best abuse of CPP

CPPの最高の悪用

[[2020/carlini]]

Best of show - abuse of libc

最優秀賞 - libcの悪用